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author | Taninari YU <you@cr.ie.u-ryukyu.ac.jp> |
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date | Tue, 04 Feb 2014 03:50:01 +0900 |
parents | 2d6118b66367 |
children | 7149e38f717c |
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\begin{abstract} 各クライアントをツリー状に接続し、親が配信したデータを木の上から下へと流すことで負荷分散をすることができる分散版VNC(TreeVNC)のアプリケーションを実装を行った。VNCとはネットワークを介して画面を共有することができるアプリケーションである。 従来のVNCでは配信者へ負荷が集中する設計となっている。大学の講義等でVNCを用いて画面共有を行うと、クライアントの増加に比例して配信者への負荷が増え処理性能が低下してしまう。 この問題を解決する為に、ツリー構造にクライアントを接続させ、データを上から下へと流していく方法を提案した。 これにより、利用者が増加しても質を落とすことないスケーラビリティを持ったサービスを作成することができる。 実際にTreeVNCを使用した結果、クライアントの数を増やしてもサーバ側への負荷を抑え、スループットを落とすことなく利用することができた。 本論文では、発表者の切り替えとマルチディスプレイの対応を行った。 %発表者をボタン一つで切り替えられるようにUserInterfaceの拡張を行い、マルチディスプレイを使用している場合、一つのディスプレイのデータを受け取ることができるようにマルチディスプレイのサポートも行った。 \end{abstract}