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author oc
date Tue, 17 Feb 2015 16:33:31 +0900
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% 研究目的
\section{コミュニケーションの質の向上}

ゼミや授業等の、
それぞれがPC端末を持っている場面でのコミュニケーションの質の向上を目指す。
コミュニケーションの質を高めるには、
参加者全員に情報の共有が行えること、
視聴しやすい画面の共有が行えること、
画面の切り替えがスムーズに行えること等が上げられる。

本研究室では、TreeVNCという画面配信システムを開発している。

TreeVNCは従来のVNCと違い、
参加したクライアントがバイナリツリー状に接続するため、
多人数が参加しても処理性能が下がらない。

ゼミで画面配信を行う場合、発表者が頻繁に入れ替わる。
プロジェクタを使用している場合、
入れ替えの度にケーブルを挿し直す必要がある。

TreeVNCには、画面配信ボタンが付いており、
発表者はそれを押すことによって、画面を切り替えをスムーズに行える。

既に、クライアントがツリー状に接続する設計や画面切り替え等の、
基本機能はできていた。

今研究では、TreeVNCのリファクタリングをすると共に、
port番号の割り当てや、
その他のプロトコルの見直しを行った。
更に新機能として、マルチディスプレイへの対応や、
TreeVNCを遠隔地から利用することを可能にした。