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1 title: 有線 LAN 上のPC画面配信システムTreeVNCの改良
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2 author: Tatsuki IHA
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3 profile:
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4 lang: Japanese
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5 code-engine: coderay
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7 # 画面共有を利用したコミュニケーション
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8 授業やゼミ等で、それぞれが PC 端末を持っている場合では、PC の機能を活かした コミュニケーションが可能である。教員が操作する画面をそのまま学生に配信したり, ゼミ などで、発表する学生の画面を切り替えたりすることを可能にしたい。画面配信システム TreeVNC は参加したクライアントをバイナリツリー状に接続し、配信コストを分散させる 仕組みを取っている。そのため, 多人数が参加しても処理性能が下がらない。また、ツリー のルートが参照している VNC サーバーを変更することで、ケーブルの差し替えなしに画面 の切替が可能となる。
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10 # TreeVNC
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11 - TreeVNC は本研究室で開発している VNC を利用した画面配信システム
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12 - 参加したクライアントをバイナリツリー状で接続することで配信コストを分散させる
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13 - スムーズな画面の切替を行う
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15 # VNC
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16 - VNC(Virtual Network Computing) は RFBプロトコルを用いて遠隔操作を行うソフトウェア
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17 - サーバー側とクライアント側に分かれており、サーバーを起動し、クライアントがサーバーに接続を行うことで遠隔操作を可能とする
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19 # RFB プロトコル
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20 - RFB(Remote Frame Buffer)プロトコルは VNC で用いられているプロトコル
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21 - 自身の画面をネットワーク越しに他者の画面に表示する
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22 - RFB サーバと RFB クライアントに分かれている
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23 - Framebuffer と呼ばれるメモリ上に置かれた画像データを使用して画面表示を行う
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24 - RFB サーバーは Framebuffer が更新されるたびにRFB クライアントに対して Framebuffer の変更部分だけを送信する。
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26 # 多人数でVNCを使用する際の問題点
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27 - 多人数のクライアントが1つのサーバーに接続する構造である
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28 - そのため、サーバー側の処理性能が落ちてしまう
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29 - ゼミ等の発表で画面配信者が切り替わる場合配信者が変わるたびにアプリケーションを終了し、再接続を行う必要がある。
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31 # TreeVNC の構造
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32 - Java で作成されたTightVNC(Tight Virtual Network Computing) を元に作成されている
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33 - クライアント同士をバイナリツリー状に接続する
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34 - バイナリツリーのルートのノードをRoot Nodeと呼び、 Root Node に接続されるノードを Node と呼ぶ
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35 - Root Node は 子 Nodeにデータを流す機能に加え、 各 Node の管理、 VNC サーバーから送信されたFramebuffer の管理を行う
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36 - Node は 親 Node から送られたデータを自分の子 Node に流す機能、 逆に子 Node から送られてきたデータを親 Nodeに流す機能がある
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38 # 圧縮形式
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40 # Message通信
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42 # 共有画面切り替え
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44 # 使用しての問題点
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46 # QUALITY モードと SPEED モード
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48 # マルチディスプレイ
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50 # 複数ネットワークの対応
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52 # WANへの対応
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54 # TreeVNCの評価
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56 # まとめ
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