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comparison paper/chapter4.tex @ 12:ddab34e04068
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author | sugi |
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date | Sun, 11 Jan 2015 23:00:07 +0900 |
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11:0b3e5436fa48 | 12:ddab34e04068 |
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1 \chapter{改善点} \label{chapter:chapter4} | 1 \chapter{改善点} \label{chapter:chapter4} |
2 %この章では、分散フレームワークAliceに対して行った改善点を示す。 | 2 %この章では、分散フレームワークAliceに対して行った改善点を示す。 |
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4 \section{並列環境における改善} | 4 \section{並列環境における改善} \label{section:conçurrent} |
5 分散フレームワークAliceは、並列環境にも対応したフレームワークである。しかし、並列環境に対応していることを確認するためにbitonic sortを作成、計測したところ、Data Segmentの更新のオーバーヘッドにより、期待した効果を得ることができなかった。その際に、行った改善点を示す。 | 5 分散フレームワークAliceは、並列環境にも対応したフレームワークである。しかし、並列環境に対応していることを確認するためにbitonic sortを作成、計測したところ、Data Segmentの更新のオーバーヘッドにより、期待した効果を得ることができなかった。その際に、行った改善点を示す。 |
6 \subsection{SEDA Architecture} | 6 \subsection{SEDA Architecture} |
7 SEDA Architectureとはマルチコアスレッドを用いて大量の接続を管理し、受け取ったデータを処理ごとに分けられたステージと呼ばれるスレッドに投げ、処理が終わると次のステージにデータを伝搬させていく処理方式である。 | 7 SEDA Architectureとはマルチコアスレッドを用いて大量の接続を管理し、受け取ったデータを処理ごとに分けられたステージと呼ばれるスレッドに投げ、処理が終わると次のステージにデータを伝搬させていく処理方式である。 |
8 スループット重視のでありレスポンスは多段のパイプラインのせいで遅れてしまう。 | 8 スループット重視のでありレスポンスは多段のパイプラインのせいで遅れてしまう。 |
9 Aliceに置いてSEDAを実装するにあたり、データを次のステージにへ伝搬する際、LinkedBlockingQueueを使用している。LinkedBlockingQueueは片方向の連結リストをベースとしたQueue実装である。enqueue / dequeueの操作時の排他制御にはそれぞれ別々のロックオブジェクトが使用されている。そのため、enqueueとdequeueが重なってもロック解除待ちは発生しないが、そのかわりに連結リストのNodeオブジェクトの生成操作などが発生してしまうため、enqueue操作の処理コストが高い。 | 9 Aliceに置いてSEDAを実装するにあたり、データを次のステージにへ伝搬する際、LinkedBlockingQueueを使用している。LinkedBlockingQueueは片方向の連結リストをベースとしたQueue実装である。enqueue / dequeueの操作時の排他制御にはそれぞれ別々のロックオブジェクトが使用されている。そのため、enqueueとdequeueが重なってもロック解除待ちは発生しないが、そのかわりに連結リストのNodeオブジェクトの生成操作などが発生してしまうため、enqueue操作の処理コストが高い。 |
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43 しかし、Local Data Segmentに対する通信においては逆効果である。データをLocal Data Segmentに対してputするたびにValue型に変換するコストがかかる。データをpeekする際にもValue型から元の型に変換するというコストがかかる。 | 43 しかし、Local Data Segmentに対する通信においては逆効果である。データをLocal Data Segmentに対してputするたびにValue型に変換するコストがかかる。データをpeekする際にもValue型から元の型に変換するというコストがかかる。 |
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45 この問題を解決するために、一般的なJavaのクラスオブジェクトでもデータ表現を可能にした。Local Data Segmentに対してputする場合は、Valueオブジェクトに変換せず一般的なJavaのクラスオブジェクトのままで、Remote Data Segmentに対してputする場合にのみValueに変換する。これにより、無駄な変換コストを抑えられるようになった。 | 45 この問題を解決するために、一般的なJavaのクラスオブジェクトでもデータ表現を可能にした。Local Data Segmentに対してputする場合は、Valueオブジェクトに変換せず一般的なJavaのクラスオブジェクトのままで、Remote Data Segmentに対してputする場合にのみValueに変換する。これにより、無駄な変換コストを抑えられるようになった。 |
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47 \section{分散環境における改善} | 47 \section{分散環境における改善} \label{section:distribute} |
48 AliceVNCを実装するにあたり、Aliceの送受信部分に問題が発見された。ここでは発見された問題とその解決方法を示す。 | 48 AliceVNCを実装するにあたり、Aliceの送受信部分に問題が発見された。ここでは発見された問題とその解決方法を示す。 |
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50 \subsection{Data Segmentのデータ表現の変更} \label {subsection:changeDSFormat} | 50 \subsection{Data Segmentのデータ表現の変更} \label {subsection:changeDSFormat} |
51 AliceVNCは、\ref {section:AliceVNC}で説明したように、当研究室で開発しているTreeVNCを分散フレームワークAliceを用いて実装した画面共有システムである。 | 51 AliceVNCは、\ref {section:AliceVNC}で説明したように、当研究室で開発しているTreeVNCを分散フレームワークAliceを用いて実装した画面共有システムである。 |
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