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view abst.tex @ 21:27f92e7af1fc
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author | tatsuki |
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date | Mon, 28 Nov 2016 19:55:58 +0900 |
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\begin{abstract} プログラムからデータを分離して扱うデータベースには、 プログラム中のデータ構造とRDBの表構造のインピーダンスミスマッチという問題がある。 データベースのレコードをプログラム中のオブジェクトとして使えるOR Mapperや、 データベース自体もRDBと方向の違う表に特化したKey Value Storeや、Jsonなどの不定形のデータ構造を格納するように機能拡張されてきている。 しかし、プログラム中のデータは複雑な構造をメモリ上に構築しており、これらの方法でもまだギャップがある。 今回提案する木構造データベースJungleはプログラム内部に直接木構造を構築し、そのルートをアトミックに入れ替えることでトランザクションを実現する。 また木構造の変更を非破壊的、つまり、元の木を保存しつつ、新しい木を構築する方法を採る。 プログラムは、この木を内部のデータ構造として直接取り扱うことができるので、読み出し時にデータベースに問い合わせる必要がない。 また汎用の木構造を持つので、データベースを特に設計しなくても、あるがままの形で格納することが可能になっている。Jungleは分散構成も可能である。 本論文ではJungleデータベースの構造とこれを用いたアプリケーション、実装時に発生した問題と解決方法について解説する。 \end{abstract}