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add chapter5 and 6
author akahori
date Mon, 18 Feb 2019 18:35:32 +0900
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\chapter{まとめ}

本研究ではブロックチェーンと, 分散環境上で値を一意に決めるコンセンサスアルゴリズムを述べ, Christieという分散フレームワークで実際にPaxosを作り, PCクラスタ上で動かした. その結果, コンセンサスの結果として一意のデータが取り出せることがわかった. 

まだPCクラスタ上ではブロックチェーンを動かすことができない. しかし, Block, Transaction, Hash生成, 署名のためのクラスはいずれも作られている. Transactionにおいてはまだファイルのデータを入れる機能は実装していないが, これらを組み合わせれば簡易的なブロックチェーンが作れる. そのため, あとはPaxosとこれらのクラスをどのようにつなげるかが問題となる.
また, Proof of Workを行うクラスも作られている. そのため, ブロックチェーンが実装できた場合, このクラスを用いてPaxosと速度比較も行える.

今後の課題としては, Paxosによるブロックチェーンを作り, 分散クラスタ上でファイルのやり取りができるかを見る. その際にどの程度スケーラビリティがあるのか, Proof of Workと比較し, どの程度速度が変わるのかを調べていきたい.


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