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update usage
author Ken Miyahira <e175733@ie.u-ryukyu.ac.jp>
date Mon, 01 Feb 2021 18:35:00 +0900
parents 3bdd421b577c
children 9022c176b953
files paper/chapter/new_system.tex paper/chapter/system_usage.tex paper/chapter/technology_overview.tex paper/fig/ceph-dashboard.png paper/fig/ceph-osds.png paper/fig/ceph-snapshot.png paper/final_thesis.pdf
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--- a/paper/chapter/new_system.tex	Thu Jan 28 16:46:17 2021 +0900
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 しかし, 利用者が制限なくVMを作成するとディスクリソースを圧迫する恐れがある。
 そこで, VMの作成にはクローンではなく差分で作成することで, VMイメージサイズを小さくすることができる。
 
-\subsection{コンテナ}
+\subsection{Container}
 新システムでもVM貸出サービスを継続するが, 新しく搭載されるGPUをVMで利用するためにはPCIパススルーなどの設定が必要となる。
 しかし, PCIパススルーでは, VMとGPUが1対1の関係になるため, GPU希望する利用者全てに割り当てることができない。
 また, 貸出VMは利用者の好み環境構築ができる反面, VMを作成するごとに同じような作業が必要となり利用者の手間となる。
@@ -75,7 +75,7 @@
 そこで, podmanをwrapperしたie-podmanを作成した。
 ie-podmanはコンテナに個別のIPアドレスを割り当てる際に利用する。
 
-\subsection{ファイルシステム}
+\subsection{FileSystem}
 旧システムではVMのイメージをクラスタファイルシステムであるGFS2に保存し運用していた。
 このGFS2の運用には別途クラスタを構成する必要があるため, 単一障害が発生により多くのサービスに影響を与えることがあった。
 また, ユーザのホームディレクトリもVMでGFS2をマウントしNFSで提供されていた。
--- a/paper/chapter/system_usage.tex	Thu Jan 28 16:46:17 2021 +0900
+++ b/paper/chapter/system_usage.tex	Mon Feb 01 18:35:00 2021 +0900
@@ -2,9 +2,28 @@
 
 本章では, 構築した教育計算機システムの管理の方法, 利用方法について述べる。
 
-\section{FileSystem の管理}
+\section{Virtual Machineの利用と管理}
+
+\section{Containerの利用と管理}
+\subsection{Podman}
+\subsection{ie-podman}
+\subsection{SingularityとSlurm}
+
+\section{FileSystemの管理}
+
 
-\section{Podman}
-\subsection{ie-podman の利用方法}
-
-\section{Singularity と Slurm を利用した演習}
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+\subsection{バックアップ}
+旧システムにはSAN用ストレージの他に大容量ストレージが導入されており, バックアップ用として利用されていた。
+バックアップはWebやデータベース, ユーザのホームディレクトリなどを月に一度フルバックアップ, 週に一度差分バックアップを行っていた。
+しかし, 新システムではストレージサーバ2台のため, 毎月フルバックアップではディスク容量を圧迫してしまう。
+そこで, 新システムでは, さくらインターネット株式会社(以下, さくらインターネット)が提供する専用サーバへバックアップを行う。
+専用サーバは4TBのSASディスクを12台搭載しており, 実行容量は24TBを有している。
+その専用サーバへのバックアップはWebのデータ, ユーザのホームディレクトリをrsnapshotを用いて増分バックアップを行う。
+旧システムより容量は少ないが, 増分バックアップのため使用されるディスク領域は継続的に増えることがない。
+また, データの復元にはrsyncなどでコピーを行うだけのため, クラウドサーバであっても特定のファイルのみを迅速に復旧できる。
+rsnapshotは以下のように設定を行い, 1年分のデータを保存する。
+\begin{itemize}
+    \item 毎日0時に増分バックアップを実行し, 最大7個のスナップショットを保存する
+    \item 毎週月曜の9時に一週間分のスナップショットを取得し, 最大4個のスナップショットを保存する
+    \item 毎月1日の12時に1ヶ月分のスナップショットを取得し, 最大12個のスナップショットを保存する
+\end{itemize}
\ No newline at end of file
--- a/paper/chapter/technology_overview.tex	Thu Jan 28 16:46:17 2021 +0900
+++ b/paper/chapter/technology_overview.tex	Mon Feb 01 18:35:00 2021 +0900
@@ -172,7 +172,7 @@
 %Git リポジトリの管理に加えて, コードレビュー, 継続的インティグレーション, 継続的デリバリ, GitLab Container Registry などの機能も有している。
 
 \section{rsnapshot}
-rsnapshot\cite{rsnapshot} は rsycn に基づく差分バックアップユーティリティである。
+rsnapshot\cite{rsnapshot} は rsycn に基づく増分バックアップユーティリティである。
 ローカルマシンやリモートマシンのスナップショットを取ることができる。
 リモートマシンとは SSH 経由で通信を行う。
 rsnapshot は設定された数のスナップショットを保持するため, 使用されるディスク領域は継続的に増加することはない。
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