0
|
1 .\" This file is automatically generated. Do not edit!
|
|
2 .\" written by MH-plus project
|
|
3 .SC BBC 1
|
|
4 .NA
|
|
5 bbc \- 電子掲示板をチェックする
|
|
6 .SY
|
|
7 bbc
|
|
8 \%[bboards\ ...]
|
|
9 \%[\-topics] \%[\-check] \%[\-read]
|
|
10 \%[\-quiet] \%[\-verbose]
|
|
11 \%[\-archive] \%[\-noarchive]
|
|
12 \%[\-protocol] \%[\-noprotocol]
|
|
13 \%[\-mshproc\ program]
|
|
14 \%[switches\ for\ \fImshproc\fR]
|
|
15 \%[\-rcfile rcfile] \%[\-norcfile]
|
|
16 \%[\-file\ BBoardsfile] \%[\-user\ BBoardsuser]
|
|
17 \%[\-host\ host]
|
|
18 \%[\-help]
|
|
19 .DE
|
|
20 \fIbbc\fR は電子掲示板を
|
|
21 読んだりチェックしたりするプログラムです。
|
|
22 (なお、BBoards システムではなく、NetNews システムを使用している場合は、
|
|
23 以下の「電子掲示板」は全て「ニュース・グループ」と読み換え下さい。)
|
|
24
|
|
25 \fIbbc\fR プログラムには、その行動に応じて三つのオプションがあります。
|
|
26
|
|
27 `\-read' オプションは、指定の電子掲示板に対して、
|
|
28 \fImsh\fR プログラムを呼び出します。
|
|
29 もし、`\-archive' オプションも同時に指定した場合、
|
|
30 \fIbbc\fR は指定の電子掲示板のアーカイヴに対して \fImsh\fR プログラムを
|
|
31 呼び出します。
|
|
32 もし、電子掲示板が指定されておらず、`\-archive' が指定された場合、
|
|
33 \fIbbc\fR はプロファイルの `bboards' エントリは読まずに、
|
|
34 代わりに電子掲示板 \*(lqsystem\*(rq のアーカイヴを読みます。
|
|
35
|
|
36 `\-check' オプションは指定の電子掲示板の状態を調べます。
|
|
37 \fIbbc\fR は、電子掲示板と、
|
|
38 ユーザーがどの電子掲示板を読むように設定しているかの状態に依存して、
|
|
39 いくつかの報告のうちの一つを表示します。
|
|
40 これらの報告それぞれについて、
|
|
41 表示される数字は電子掲示板での最後の記事の記事番号です。
|
|
42 この番号(メッセージ内に \*(lqBBoard\-Id\*(rq という形式で記されている)は
|
|
43 絶えず増加しています。従って、\fIbbc\fR が \*(lqn items\*(rq といった場合、
|
|
44 それは最大の BBoard\-Id が \*(lqn\*(rq である事を意味します。
|
|
45 電子掲示板内には実際には \*(lqn\*(rq 個の記事があるかも知れないし、
|
|
46 ないかも知れません。
|
|
47 いくつかの共通の報告は次の通りです。
|
|
48 .in +1i
|
|
49
|
|
50 .ti -.5i
|
|
51 \fBBBoard \-\- n items unseen\fR
|
|
52 .br
|
|
53 これは、ユーザーがいくつの記事をまだ見ていないかを示しています。
|
|
54 `\-quiet' オプションを付けて起動された場合、
|
|
55 \fIbbc\fR が表示する唯一の報告です。
|
|
56
|
|
57 .ti -.5i
|
|
58 \fBBBoard \-\- empty\fR
|
|
59 .br
|
|
60 電子掲示板は空です。
|
|
61
|
|
62 .ti -.5i
|
|
63 \fBBBoard \-\- n items (none seen)\fR
|
|
64 .br
|
|
65 電子掲示板には記事がありますが、ユーザーはまだ何も見ていません。
|
|
66
|
|
67 .ti -.5i
|
|
68 \fBBBoard \-\- n items (all seen)\fR
|
|
69 .br
|
|
70 電子掲示板には記事があり、ユーザーはその全てを見ています。
|
|
71
|
|
72 .ti -.5i
|
|
73 \fBBBoard \-\- n items seen out of m\fR
|
|
74 .br
|
|
75 電子掲示板には、ユーザーが見ていない記事が、多くとも m\-n 個あります。
|
|
76
|
|
77 .in -1i
|
|
78
|
|
79 `\-topics' オプションは、指定の電子掲示板に関する三つの情報を表示します。
|
|
80 すなわち、その正式名(official name)、いくつの記事が存在するか、
|
|
81 そして最終更新日時です。
|
|
82 もし、電子掲示板が全く指定されなかった場合、
|
|
83 全ての電子掲示板に関して表示されます。
|
|
84 もし、`\-verbose' オプションが指定されれば、もっと多くの情報が表示されます。
|
|
85
|
|
86 `\-quiet' オプションをつけると、\fIbbc\fR は新しい記事がある電子掲示板が
|
|
87 ない場合は何も表示しません。
|
|
88 `\-verbose' オプションをつけると、\fIbbc\fR は、あなたが
|
|
89 既に全記事を見た電子掲示板に対しても興味を示している、
|
|
90 と考えます。
|
|
91
|
|
92 デフォルトの \fImshproc\fR とプロファイル・エントリを置き換えるためには
|
|
93 `\-mshproc\ program' オプションが使えます。
|
|
94 \fIbbc\fR が認識できない引数は全てこのプログラムに引き渡されます。
|
|
95 `\-protocol' オプションをつけると、\fIbbc\fR は、\fImshproc\fR が、
|
|
96 \fIbbc\fR に情報を送り返して来るための特別なプロトコルを知っている、
|
|
97 とみなします。
|
|
98 標準の \fImshproc\fR である \fImsh\fR\0(1) はこのプロトコルは全て知っています。
|
|
99
|
|
100 `\-file\ BBoardsfile' オプションをつけると、\fIbbc\fR はその処理をする際に、
|
|
101 非標準の電子掲示板ファイルを使います。
|
|
102 同様に、`\-user BBoardsuser' オプションをつけると、
|
|
103 \fIbbc\fR は非標準のユーザー名を使います。
|
|
104 これら両方のオプションは新しい電子掲示板や
|
|
105 \fIPOP\fR ファイルをデバッグする際に有用です。
|
|
106
|
|
107 もし、ローカルホストが NNTP クライアントとして設定されている場合、
|
|
108 もしくは `\-host\ host' オプションが指定された場合、
|
|
109 \fIbbc\fR は電子掲示板の状態を NNTP サーバーに聞きに行きます。
|
|
110 NNTP クライアントの場合、
|
|
111 `\-user\ user' や `\-rpop' オプションは無視されます。
|
|
112
|
|
113 ユーザーの \fB$HOME\fR ディレクトリにある \fI\&.bbrc\fR ファイルは
|
|
114 どの記事を読んだかの形跡を保存するために使われます。
|
|
115 `\-rcfile\ rcfile' オプションでこの目的に使う \fI\&.bbrc\fR を置き換えます。
|
|
116 もし、オプションで指定された値が絶対パスでない場合
|
|
117 (すなわち、\fB/\fR で始まってない場合)、
|
|
118 それはカレント・ディレクトリからの相対パスと考えられます。
|
|
119 もし、このオプションが指定されない場合
|
|
120 (あるいは `\-norcfile' オプションが指定された場合)、
|
|
121 \fIbbc\fR は環境変数 \fBMHBBRC\fR を見て、それを尊重します。
|
|
122 .Fi
|
|
123 ^$HOME/\&.mh\(ruprofile~^ユーザーのプロファイル
|
|
124 ^$HOME/\&.bbrc~^電子掲示板のカレント・メッセージ情報
|
|
125 .Pr
|
|
126 ^Path:~^ユーザーの MH ディレクトリを決める
|
|
127 .Ps
|
|
128 ^bboards:~^興味のある電子掲示板を指定する
|
|
129 .Ps
|
|
130 ^mshproc:~^与えられた電子掲示板を読むためのプログラム
|
|
131 .Sa
|
|
132 bbl(1), bboards(1), msh(1)
|
|
133 .De
|
|
134 `\-read'
|
|
135 .Ds
|
|
136 `\-noarchive'
|
|
137 .Ds
|
|
138 `\-protocol'
|
|
139 .Ds
|
|
140 `bboards' デフォルトは \*(lqsystem\*(rq
|
|
141 .Ds
|
|
142 `\-file /BBoards'
|
|
143 .Ds
|
|
144 `\-user bboards'
|
|
145 .Co
|
|
146 無し。
|
|
147 .Bu
|
|
148 `\-user' オプションは `\-file' オプションに続く場合だけ機能します。
|
|
149 .En
|